「よし、筋トレ始めよう!」そう決意したのに、3日坊主で終わったことはありませんか?
でも、それはあなたの根性や意志が足りないせいではありません。
実は、ほとんどの人が「続かないように設計されたやり方」で始めてしまっているだけ。
今回は、筋トレ初心者が99%の確率で挫折してしまう理由と、そこから抜け出すための思考法をお伝えします。
①:多くの人が「続かない理由」は本人のせいじゃない
筋トレが続かないのは、決して「あなたが怠け者だから」ではありません。
実際、以下のような状態でスタートする人が大半です:
- いきなり毎日30分のハードメニューを始める
- 理想の体を追い求めすぎて現実とギャップに苦しむ
- 忙しい日々の中で無理やり時間をひねり出そうとする
これは言ってみれば、初心者がいきなりマラソンを全力疾走で走ろうとするようなものです。
つまり、「続けられないように設計された始め方」をしてしまっているのです。
②:「意志力」で乗り越えようとする限界
「今日はやる気出ないけど、気合いでなんとかやろう」
最初のうちは、それで乗り越えられるかもしれません。
でも長期的には、気合い=バッテリー切れするもの。
なぜなら、私たちの意志力は1日に使える量が決まっているからです。
朝から通勤・仕事・家事・人間関係でたくさんの判断をしていると、
夜にはもう「筋トレをするかしないかを考える余力」すら残っていないのです。
だからこそ、習慣は「意志に頼らない設計」が重要です。
③:「環境」と「仕組み」で継続は決まる
続く人と続かない人の差は、**根性ではなく“仕組み化の有無”**です。
続けられる人は、無意識に以下のような工夫をしています。
- トレーニングする時間を“固定”(例:朝起きてすぐ)
- メニューを“固定”(例:腕立て5回+スクワット10回)
- ハードルを極限まで下げる(「できるだけ」じゃなく「これだけ」)
こうして“やる気”に頼らず「自動的にやれる仕組み」を作っているからこそ、継続できるのです。
④:「完璧を目指さない」ことが最大のコツ
もうひとつ大事な考え方があります。
それは、「完璧を目指さない」ということ。
- 今日は疲れた → プランク20秒だけでもOK
- やる気が出ない → とりあえずヨガマットに寝転がるだけでもOK
- 忙しい日 → メニューは明日にまわしてもOK
筋トレを生活に染み込ませることが最初のゴール。
「完璧な筋トレ」より、「完璧じゃなくても続けること」が何倍も大事です。
まとめ:続けられないのは「やり方」のせい
筋トレが続かないのは、あなたの気持ちや努力が足りないからではありません。
- 意志力だけに頼っている
- ハードルが高すぎる
- 習慣になる前にやめてしまう仕組みになっている
だからこそ、まずは「続けやすい環境」を作ることが最優先。
ゼロ器具トレーニングは、その意味で誰でも続けやすい仕組みが作りやすいのです。
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